フィラリア予防注射の開始

フィラリア注射プロハート12

フィラリア予防注射のメリットとデメリット

フィラリア予防の注射は、1度うつと1年間はきちんと効いてくれます。

メリット

  1. うっかりの投与忘れを、防ぐ事が出来る。
  2. 体調不良が起きた時に内服の場合は、その状態でも投与してもよいか、もしくは時期をどれくらいずらしたら良いか悩むが、注射はその心配が無い。
  3. 内服の場合、投与忘れや、きちんと投与しているはずでも体への吸収などの問題で、十分効いていないかも知れない危険性を考え、毎年必ずフィラリアの血液検査が必要(注射の場合は、検査のサイクルは各病院の考え方によって異なると思います)。注射は、検査の頻度を減らせる可能性があります。
  4. その他

デメリット

  1. 薬剤のアレルギーなどの副作用の可能性(ただし、ごくごくまれ。当院では、注射後待合室で待機していただき、必ず体調をチェックしてお帰りいただいております。)
  2. 1年分なので、内服を毎月処方で受けている方の場合は、一度の出費が多くなる。
  3. ゆっくり効くための仕組みとして、液剤が粒々したマイクロビーズになっているので、その液を通すために、少し太めの注射針を使う。
  4. その他

当院では、2018年で6年目のシーズンとなります。副作用を起こす可能性のある子のパターンやその他のノウハウ、経験を積んでおります。もちろん、副作用は絶対出ないという意味では無いですが、きちんと説明をさせていただきますので、不安な事や不明な点がございましたら、お気軽にご相談下さい。

フィラリアの予防注射シーズン開始

当院では、1月4日からフィラリアの注射での予防の受付を開始しております。この冬の時期に行っております。

既に、多くの患者さんが来院されています。

わが子たちも、当院で注射を取り扱い始めた2013年から完全に注射に切り替えています。16歳が1匹と、15歳が2匹ですが、毎年打っているので継続しております。今年も、もうちょっとしたら接種します。今年2018年で6年目に突入です。
また、私の親戚の犬にも注射への切替をすすめ、既に接種が終わりました。

4月以降に注射を開始される病院も多いかと思いますが、当院では、注射の方は1(~2)月のあえて冬の時期に接種しております。

この理由といたしましては、以下のように考えております。

  1. 1~2月はフィラリア予防のオフシーズン(蚊がほとんど居ない時期)になりますので、夏や秋にスタートするより、多少の日にちのズレがあっても問題なく、飼い主様の都合が合わせやすいと思います。
    例えば9月スタートだったら感染時期の真っただ中なので、毎年9月の追加接種が必要となります。
  2. このシーズンは元々多くの動物病院が、さほど忙しくないシーズンです。その為、この時期に来ていただく事で、混雑の緩和になります。
    当院での待ち時間を、少しでも減らす努力を、微力ながらこう言うところでさせていただいております。

混雑予想(待ち時間)

多くの方に、早めの来院をおすすめしております。すごく空いている日や時間帯によっては、待ち時間0でかなりスムーズにすすんでいる時もあります。混雑する日や体調不良の子の診察が入った場合は、その10倍以上待つ時もあり、日によってかなりの落差がありすぎます。何とか改善出来ないものかと、スタッフ一同努力しておりますが、力が及ばずご迷惑をおかけしております。

お葉書にも書かせていただきましたが、例年の予想ですが、締め切り間際の2~3週間前が一番集中します。昨年は学会の関係があったので、2月の初旬を最終としました。その為、1月の給料日後から集中し始め、2月に入ってからは、1月の来院の倍以上の密度でした。

今年、当院で初めて接種する方へのお願い

フィラリアの注射は、前述したようにワクチン同様アレルギーが出る子が、まれにいます。

その為、「通常の受付時間より、1時間前まで」を受付終了時間とさせていただいております。

また、当院にカルテの無い子は、カルテ作成に15~30分程度=飼い主様の記入速度と問診のスムーズさにもよりますが、かかります。その為、その分も足して早い時間に来られる事をおすすめします。
体調不良やその後の治療が必要になった場合の事を考えて、なるべく午前中の早い時間に来られる事をおすすめします。(8時30分から受付はしております。初診の方は、出来れば遅くとも10時くらいまでを目標でいらっしゃっていただいた方が、わんちゃんのためにも安全かと思われます。混み合っている場合は、大変申し訳ありません)

清美どうぶつ病院では、ごくごくまれなケースでも、こう言うアナウンスをさせていただいております。(私の場合、私のわんこにも、メリットとデメリットを考え、メリットが勝ると判断し、毎年注射をしています)

当院での今年の取り組み

昨年は学会に参加したため、混乱を招かないようにするため、募集期間を2月中旬までとさせていただいたところ、「募集期間が短い」とのお声もあったため、例年より2週間早く、ハガキを出しました。(今年も学会には参加します)

検査台帳を付けているので、例年、飼い主様の来られるパターンはある程度、把握出来るようになりました。

その為、ハガキが届いたらすぐに来られる方、ハガキの出す時期に関係なくいつもギリギリに来られる方などのパターンがあります。
今後は、来院時期が早い方には早めにご案内を差し上げ、遅い方には遅めのご案内といった形で、混雑緩和の調整と、準備が出来た方からの投函することで、少しでも早く飼い主様のお手元に届くようにと考えております(今回のお葉書にも書かせていただきました)。

余裕を持って案内が欲しいわ!と言う方は、早めのご来院をおすすめしております。

募集終了の時期

注射液が、終わり次第の終了です。

この注射はワクチンのように1頭1本という形ではありません。1回に複数頭分を一気に溶かします。例年、募集期間の最後の方や終わってから、まだやっていますか?と聞かれますが、1頭のために新たに溶かす事は出来ません。その場合は、別途薬価をいただければ打つ事もできますが、数万円プラスになります。また、「予約したいので取っておいて下さい」とも言われるのですが、吸って置いておくと注射器の中で固まってしまうので、残念ながら取っておく事も出来ません。

今年度は2月末までを予定しておりますが、終わり次第の終了ですので、終了時期が早まる可能性もございます。

また、2月は学会が入るため、第3週の金、土、日は休診です。お気を付け下さい。

さらに、インフルエンザなども流行っておりますし、飼い主様自身が来院出来ない事態も発生するかも知れません。また、わんちゃん自身が体調不良を起こした場合、接種する事が出来ません。体調が改善するまで待っている間に、液が無くなる事もございます。

不測の事態も想定し、余裕を持ってご来院いただいた方が良いかと思います。

ノミ・ダニ予防の予約も、同時に受け付けております

昨今、人畜共通感染症がたくさん報告されています。ダニから感染のSFTSは、人も死亡しますし、2018年現在、特効薬が無い病気です。国も動物のノミ・ダニの予防を推奨しております。

当動物病院では、通年投与(1年中の予防)をおすすめしております。

最後に

寒暖の差が激しい時期ですが、温度と湿度の管理に気をつけられ、わんちゃんも飼い主様も体調を崩されませぬように。