当院のコロナ対策を追加させていただきます。
コロナ検査が、抗原検査で陰性が出ることがあるのはご存じかと思いますが、福岡県で唯一ECMOの有る大学病院でも検査をすり抜けた陽性の患者さんの経験を共有し、下記のようにご協力お願いいたします。
偽陰性(感染していても陽性が出ない)
発熱と呼吸器症状があったため、大学病院に搬送し検査を実施。陰性。
症状が改善して来たため、3日後の再検査で陰性。
さらに2日後、転院先の病院で入院前の検査で陽性になった方がいます。
救急隊の方が強い咳を繰り返していたことや入院中の院内感染の疑いも否定できませんが、病院の方からも、実際は感染していても検査が陽性にならないケースもあると聞いております。入院時が一番症状が強く、その後は日に日に症状が改善したことを考えると検査をすり抜けた可能性が高いと私も考えます。
また他からの情報でも、違和感を感じた時点では陰性であっても念のため再検査したところ、陽性になったと言う事もちらほら聞きます。
症状がある、もしくはあった方へ
このような事があるため、以前は検査が陰性であったら咳をされていても病院内に入っていただいておりましたが、しばらくはご遠慮いただきたいと思います。元々これらの対策のために少し多めにお薬を出すことはコロナ発生の頃からしておりますし、その前からも余裕のある行動をお願いしており功を奏しております。
ご自身の感染だけでなく、来院のタイミングの調整などしている間に私たちが感染した場合、最短で1か月間くらい会えない事にもなりかねません。個々の飼い主様にお任せしております。ギリギリであったとしても、対応できない状態であることを予めご了承ください。また、来院のタイミングが予備を使われることで長くなられるケースでは、それ以降の予備を出すことが出来ません。
私は感染もしていませんし、濃厚接触者にもなっていません。
飼い主様自身がお困りなのもとても共感できますが、私たちが感染してしまっては、動物病院を全面的に閉鎖しなくてはなりません。他の飼い主様のみならず、お困りであるご本人様もさらに困る事となることに想像を巡らせていただけると助かります。
人間の病院の現在
人の病院では現在、コロナに感染していなくても、病棟内にコロナを持ち込む危険性を危惧し、一切の面会をお断りしていたり、エレベーターホールのガラスの自動ドア越しなど、厳密な状態での面会がかろうじてできるといった状態のところがほとんどです。個室であっても入ることが許されません。
世間一般の方のコロナに対する警戒感のゆるみと真逆の状態を、目の当たりにし学ぶことが出来ました。
また、コロナ患者さんが使用したものや触ったものは、その日を0病日としその後3日間は触ってはいけません。
お薬などの受渡し
そのため、感染者が薬を準備したり野外であっても受渡し作業をすることは出来ません。
実際それらの事を知らない方が多いと思います。そのため知らずに対応されている動物病院様もあるようですが、幸い私たちは知ることが出来たため今後はこのような対応をし、みなさまにさらなる感染拡大をさせない努力をいたします。
なので、他では対応してくれたのにここは不親切だと思われると、とても悲しい事だと思います。(実際コロナ対策ではありませんが、その様な分類の行き違いで伝わらず別の受け止め方となり、悲しい思いをした経験はたくさんあります)
スタッフの対策
当院のスタッフは、オミクロン対応コロナワクチン接種済みです。また自主的にインフルエンザワクチンも毎年接種しております。
しっかりと体調を整え、発症させないように養生に取り組んでおります。
コロナ対策
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