直接法
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①採血した後に、スライドガラス(スライドグラス)に1~2滴たらします
②血液をたらした後に、カバーガラス(カバーグラス)をのせて見やすいようにはさみます
③顕微鏡で、検査します
④感染している場合、ミクロフィラリア(フィラリアの赤ちゃん)が見られます。青矢印で示しているもの及び、周りの赤いところは赤血球です。ミクロフィラリアは透明で、生きている状態では、糸ミミズのような動きをします
メリット
- 簡単に出来る
- 短時間で結果が出る
- 特殊なキットなどを用いないので安価に出来る
- 重度寄生及び、ミクロフィラリアの多数寄生の場合は、簡単で安く早いので良い方法
デメリット
- 血液が1~2滴なので、検出率が低い
- 採血する時間帯や、血液中のミクロフィラリアの量に左右される
- 親虫が寄生していても、何らかの原因によってミクロフィラリアを産めない状況では誤った結果となってしまう
リンク:犬のフィラリアって、どんな病気?