*当院は、獣医行動プラクティショナー(日本獣医動物行動研究会)認定の獣医師が診察する動物病院です。
福岡県春日市。一般診療だけでなく、動物行動学や漢方(中医学)に詳しいため、どこの動物病院よりも正しい飼い方や予防・ケアを学術的に伝えることが出来ます。パピーパーティーなど他
しつけ相談のためのスキル
しつけ相談は、ついつい日頃から動物に触れる機会が多いと経験的に簡単にアドバイスができると勘違いされてしまいがちです。そのため多くの動物病院で安易にアドバイスされてしまっているのが現状です。
一般的な動物病院では、しつけのアドバイスを出来る十分なスキルはありません。(注意:しつけとは私たちは思っておりませんが、しつけというキーワードで検索される方がまだまだ多いため、あえてしつけと書いております)
なぜなら、これらは特殊な分野だからです。獣医師の国家資格のコアカリキュラムに動物行動学という学問が出来ましたが近年国家試験に採用された学問です。そのため現在現場で活躍なさっている獣医師のほとんどが学んでいません。また情報更新を出来る場に積極的に参加しない限り、知識を持てるチャンスが無いのです。
ほとんどのセミナー対象は動物看護師向けであり、動物看護師向けであるからこそそこまで専門的な知識を学ぶことも出来ないのが現状です。
自覚のないプロによる安易なアドバイスにより、取り返しのつかない問題へと発展し行動診療を希望され、受け持ったことがしばしばあります。
当院ではセミナーを開催していない時期でも、的確なアドバイスができるスキルがあります。
それらのために以下の資格を取得しました。
資格
➡獣医行動プラクティショナー(日本獣医動物行動研究会)
九州ではまだ1名です(2023年10月現在)➡︎ 研究会の名簿はこちら
多方面の情報に振り回されて困ってしまう飼い主様を防ぐため、ある一定の水準以上の行動学の知識を持った獣医師を認定するために作られた資格です。
動物病院だからこそ出来ること
- 病気予防は動物病院
- 飼い方相談はトレーナーさん
というのは、すでに古くなってしまいました。
動物病院での行動学であるからこそ、診察や検査をできるだけ低ストレスで受診出来るようにするための知識であったり、病院の連れてくるための準備や家での投薬のテクニックなどをアドバイス出来ます。
確かにトレーナーさんでも多少されているところはあるかと思いますが、普段の診察とリアルアイムで連動しているからこそ、トレーナーさんを斡旋して提携している動物病院よりも、細かいアドバイスが出来るのが強みです。
当院でできること
当院では病気の予防(ワクチン、フィラリア、ノミダニ予防、不妊手術など)はもちろん、最新の質の良い飼い方(しつけ、飼育環境、食事、ほか)相談の出来る動物病院です。専門知識を持っております。そのためトレーナーさんに間違いが生じた場合でも、指摘できるスキルがあります。
しつけに困っていなくても私たちのアドバイスがあると、
- より深く、より豊かなペットライフが待っています。
- 元気でイキイキと、長生きできる子がたくさんいます。
- ストレスは万病の元
- 胃腸器疾患(嘔吐下痢など)よくお腹を壊す、いわゆる吐き癖など
- 食欲の不安定(過食、拒食)
- 難治性の皮膚炎(繰り返す皮膚炎なども)
- 舐性皮膚炎(ストレス性皮膚炎)
- 毛質の低下
- アロペシアX(脱毛症)
- バリカン後の発毛不良
- 柔らかい毛質など
- 肉球や鼻の角化異常(カサカサ)
- シミ
- 猫の特発性膀胱炎
- 猫の伝染性腹膜炎(FIP)
- 心臓病
- 腫瘍(ガンなど)
- てんかん発作
- 過剰グルーミング
- 常同障害
- その他の精神疾患
- その他たくさん
- 治療のチャンスを逃さない
- 病院嫌いを減らす
- 来院出来ない子を減らす
- 検査や治療が出来ない子を減らす
- 診察室でのストレスを減らす
- ストレスにより増悪する痛みや苦痛を減らす
- 家での投薬出来ない子を減らす
- 目や口などを触ることができる
- 手足を触ることができる
- 病院嫌いを減らす
- ストレスは万病の元
- 将来、間違いなく差が出ます。(多くの喜びの声で、実証済み)
- 飼い主としてしてあげたい事を、ネット検索したくさんの情報を精査しなくても、辿り着くことができます。
ワクワクしませんか?
予防だけならどこの動物病院でも変わらないと、普通は思われるかと思いますが、体感なさった方はその違いにビックリなさいます。
そして、特殊な治療技術に巡り合えず命を失う子よりも、ごく普通の獣医療さえ十分受けることができずに亡くなる子の方が、圧倒的に多いのです。
- 病院に連れて行けない。
- 病院で検査や診察を受けられない。
- 治療が苦痛。
- 家での投薬が十分出来ないなど。
私たちはそのチャンスを逃さないためにこれらの取り組みを行い、たくさんの命を救って来ました。
- 情報の質と量に自信があります!
- 常にアップデートしております。
私のアドバイスよりも、マンツーマンでついてもらった方が安全に確実にスキルを身に付けると思われるようなケースでは、皆さんではたどり着けない適切な情報を更新しているドッグトレーナーを紹介出来る人脈を持っており、トレーナーさんに丸投げする事無く連携を取っております。
大切な事
社会化期の動物同士の関りもとても重要ですが、一番は人と動物とのかかわりです。
無理をして動物同士を仲良くさせるようなパピー教室やキトン教室は、諸外国では少なくなっている傾向もあります。
社会化期の時期に、動物と人との生活を快適に出来るためのトレーニングを重要視する流れになって来ています。
開催予定日
現在および過去の様々なイベントは ⇒ こちら
学術的な情報を常に更新し提供
ネットにあふれている情報等とは異なり、当院では獣医学分野の行動学に加え、ABA(応用行動分析学)も積極的に取り入れて更新しております。
プロのトレーナーさんたちに混ざって、学習理論などを学んでおります。しつけやノウハウではありません。
そのため、「たくさんの古典的なトレーナーさん」と「最新の学びを行っているトレーナーさん」の違いが分かります。これらは自ら学ばないと分かりません。残念ながらネット検索で出てくるほとんどのトレーナーさんが古典的な手法です。なぜなら最新の学びはカウンセリングやコンサルテーションがメインなので、How-toやノウハウのYouTube動画などにまとめる事が出来ないのです。
ほめるしつけが流行っていますが、褒めたりオヤツを使えばほめるしつけというわけではありません。その程度の知識であれば、ほめるしつけは出来ません。
動物病院とトレーナーさんとの提携
飼い主様方の意識の高まりから、しつけに力を入れてトレーナーさんをあっせんする動物病院も増えてきました。しかし、適切なトレーナーさんの選別をするためにはこちらが基礎知識を持っていないと出来ません。競技会で賞を取っている方が優れているトレーナーではありませんし、団体の認定する資格であっても真逆のことを習っているケースもあり肩書だけで選ぶのも危険です。
せっかく学ぼうと思っても間違えた選択をしてしまうと、意味がないどころか弊害となります。取り返しがつかなくなってしまった子と飼い主様のペアーをたくさん見てきました。一生懸命フォローと努力をしていただき、かなり改善した実績を持っております。しかし、フォローしても完全に元通りに戻すことは不可能です。
なぜなら行動学習の為なのです。
これは極端な話では無くて、とても危険なのでご注意ください。
当院では、私と同じ勉強会に複数回共通して参加しているトレーナーさんの中から紹介しております。
経験的に飼える?
一般的に犬や猫といった動物は、経験的に少し頑張れば飼えると思われがちです。
- 食事を与える
- 散歩をする
- トイレを掃除する
- しつけをする(ネット情報)
- 予防
- ワクチン
- フィラリア(犬も猫も)
- ノミダニの予防
- 避妊去勢手術
- その他
そのような感じなのかなと思います。
「予防に力を入れています!」といわれる動物病院でも、このくらいなのかなと思います。
私たちの伝える予防は、全く異なります。これでは予防にはなっていません。せっかく飼育を始めたのに、これだけでは楽しめないどころか苦痛になる飼い主様が多いです。
漢方医学は未病・養生とからも予防を大切とします。当院では国際中医師の資格を持った獣医師が診察しております。予防をあなどってはいけません。総合的な予防の専門知識を持っております。
しつけの概念でも動物に向き合う大前提として、動物福祉が大切です。私たちは動物福祉をしっかり学術的に学び、動物福祉基準に沿った飼い方と向き合い方を伝えることが出来ます。(一例:オープンバッチ取得)
しつけ・飼い方も、獣医学や行動分析学に沿った学術的な科学的な質の良い情報を提供出来ます。
少しでも早い方が、たくさんの可能性を広げることが出来ます。
猫の飼い方もしっかり学びましょう
猫は犬以上に「簡単に飼えそう」に思われがちです。しかし近年、猫の飼い方の情報更新はめまぐるしいです。正しい飼育方法を学ぶことで元気で長生きが出来ます。逆にそれらを学ばない事で命を縮めていた過去があります。
当院では猫のストレスによる病気の発症が、めったにありません。
- 特発性膀胱炎
- FIP
- ストレス性舐性皮膚炎
は、代表的な病気だと思います。
普通とされる飼い方をしていると猫たちには多大なストレスがかかっています。「普通という飼い方」でなのです!それらをお伝えする事が出来ます。それは専門知識があるからなのです。目からうろこの情報をお伝えする事で、動物のストレスを軽減できるのです。
特にFIPは、一昔前は不治の病でした。現在も治療が出来ても、想像を絶する治療費がかかります。そのうえで助かる保証もないのです。死の危険性がとても高いです。また近年、治療薬の乱用を危惧する情報も出てきました。コロナウイルスの変異です。これらの事を考えても、発症させないような飼育環境が何よりも良いのです。
特発性膀胱炎も、当院では日頃から低ストレスの飼い方を学べる環境にあり、正しいストレスケアの提案が出来るため、めったに発生もなく、そのあとのフォローも出来ております。
猫の正しい
- 食事の種類
- 食事の与え方
- 飲水について
- 飼育環境
- その他
など、飼い方全般のアドバイスが出来ます。
詳しくはこちら↓の記事もご覧下さい。
獣医行動プラクティショナー
獣医師のみで構成されている行動学に関する会が、日本獣医動物行動研究会です。
専門医(米国)2名、設立認定医2名、認定医16名、研修医10名(合計30名)に続く資格が、獣医行動プラクティショナー31名です。(2023年10月現在)
これらすべての資格の中で、九州では1名のみ。
全国でもまだ上記すべてを加えても61名です。都道府県の数が47なのですから、かなりレアですよね。
当院院長は、会の発足当初2000年からの会員です。(2022年2月20日総会時の会員総数347名)
その他、獣医行動プラクティショナーに関する記事は ⇒ こちら
国際中医師
漢方の国際資格です。これは人の医療関係者も受験する資格です。
詳しくは ⇒ こちら
その他
病院概要 にも載せています。