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犬猫の手作りおやつ(フードドライヤー)

*この記事はPRが含まれます*

診察中に、トレーニング&手作りおやつの話を、よくします。

どんなふうに作ったら良いかなど、毎回個別に説明するのですが、せっかくなのでまとめてこのページを作成しました♪

以前使っていたレコルテで作った記事ですが、もう売られていないみたいです。

↓ 代わりに、似たような網が金属で、しっかり温度が上がるタイプを貼っておきますね。

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おやつを簡単に、手作りしませんか?

みなさん。トレーニングの際に使うおやつは、いかがされていますか?ペットショップやホームセンター、ドラッグストアーなどで買っていませんか?

ちなみに今でも、嗜好品としての目的で与えるおやつは、必要ないと個人的には思っています。ペット用ケーキやおせち料理などは栄養バランスを崩しますし、主食やトレーニング目的で使うおやつの量を減らさなくてはならなかったり、食べ慣れていないクリームなどで下痢をする症例も、たくさんいます。普段食べ慣れていないものは、植物性のクリームであっても要注意です。

そして量販店系のおやつには、防腐剤や調味料が入っていたり、ふっくらや、しっとり感を出すための添加物が加えられていたり、栄養バランスが良いように見せかけるための着色料が入っていたりします。

それらで、ひどいアレルギーや内臓疾患になってしまっている子たちを、しばしば見ます。

でも、トレーニングの際には、強い強化子のご褒美の一つとして、おやつは重要です。もちろん主食のフードもおやつとしては利用します。

私は昔、獣医師になるまでは、みなさまと同じように市販のおやつを使う事がありましたが、今は買っていません。とてもとても怖すぎて。

自然派のおやつでの注意事項

じゃあ、自然派のおやつが欲しいですよね。でもそれって、ちゃんとした工場や施設で作られたものですか?印字されていますか?賞味期限や保存方法の根拠は?

フード会社の工場はもちろん、そもそもドッグカフェを含む飲食店であれば、食品衛生の法律に従って作られていて、取り扱いも安心出来るかも?しれません。

しかしそれ以外の動物関連施設(動物病院ペットショップなどを含む)で、食品を提供するための資格を取得し掲示していない店舗からの購入は、食中毒などの危険性があるので、お勧めしません。詳しくはこちら ⇒ ペットフード安全法 製造に関するQ&A(農林水産省)

いろいろ怖い事を分かっていただけましたか?困りましたね。

そして、ちゃんとしたものは、結構お高いですよね。と言う事で、自分で作ってみませんか?

これから先の事を考えると、機械を買って自分で作るほうが、安全・安心・安価だと思いますよ。

私のおすすめ

私はこちらを、使っています。

75℃まで温度を上げられ、網が金属なのがおすすめポイントです。本体はプラスチック製です。これだけの機能がついていてこのお値段は、コスパが良いんじゃないかって思います。

実際使ってみました。では紹介しますね。

網にて

ササミと砂肝(スナズリ)

生の状態を、今回は2~3mmの厚さに切って、並べてみました。

フードドライヤーへセット

75℃で、6時間かけてみました。

ヒーターが点滅し、ファンが回るので、かなりうるさいです。キッチンだと室温もかなり上がるかなと思ったので、廊下で作りました。

6時間後です。

≪ササミ仕上がり≫

網にかなり張り付いていて、剥がすのが大変でした。手でちぎって与えられるくらいの状態ですが、網から剥がす際に、ボロボロになります。それを解消するために、厚めにスライスするか、アルミホイルを敷いた方が良いかもしれませんね。油が落ちてパサパサな感じなので、しっとり感を出したい場合は、アルミホイルなのかな?

≪砂肝(スナズリ)仕上がり≫

結構いい感じです。パリパリです。手では切れないので、キッチンバサミで切って小さくして与えましょう。これ以上の厚さで作ったら、はさみが入れにくいかもしれせんね。砂肝は2~3ミリの厚さでのスライスがおすすめです。

ササミと砂肝(スナズリ)は、剥がすとこんな感じです。

アルミホイルにて

ササミ:リベンジ編

前回普通に作って、ちょっとパサパサした感じと、網への張り付きが気になったので、アルミホイルを使って、別バージョンを作ってみました。

前回同様、生の状態で並べましたが、厚みは4mm前後にしてみました。

レバーと一緒に作ったので、75℃で8時間かけました。

乾燥はしていますが、油が落ちずパサパサはしていません。剥がすのも楽でした。

レバー

レバーは、生の状態での処理に少し抵抗があったので、スライス後、レンジでチンしました。これは失敗でした。レバーをレンジすると、爆発します(;^_^A

なので、軽く下茹でして適切なサイズに切るのが、私としてはお薦めです。生でスライスするのはとても大変でしたし、どうせ加熱処理するなら、ゆでてから切るのが良いかなと。

レバーは5mm弱の厚みにしてみました。今回は下茹でではなく、生でスライスしてレンジで爆発コースです(笑)前回のささ身の張り付きの経験から、アルミホイルを敷いてみました。

75℃で8時間かけてみました。

ジューシー&カリカリです。

そして、手でポキポキ折れるので、ご褒美として使う時に切っても、使いやすいです。ちょっと油っ気が多いかもしれません。

ササミや砂肝(スナズリ)より、わが子(犬)は興味を示します。ご褒美ランキングの中では上位の方です。

私が以前使っていた商品に似たようなものを貼っておきます

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その他の商品

高温処理を必要としない場合は、安価なプラスチックの網のタイプでもいいと思います。プラスチックのタイプで高温処理すると、網が早く劣化するという口コミも見ましたので、お肉でジャーキーを作りたい方は、金属網が良いかなと個人的に思います。

例えば、うさぎさんなどの手作りおやつの場合は、お野菜やフルーツなので低温処理で良いため、こんなタイプでも良いかもしれませんよね。

そして、飼い主さん自身もドライフルーツや干しシイタケなども作れますし、ハーブが大量に取れたらこれで乾燥させて、ストックを作る事も出来ます。なんて優れモノなのでしょう。

フードドライヤーは実は、先代の子たちがいる2~3年前から買いたいと思っていました。その頃に私が悩んでいた商品を、何点か掲載します。

分かり安くアマゾンのサイトをリンクしておきますが、クリックしてもすぐに購入にはならないので、見てみませんか?

おすすめ以外にも、たくさんあります

↓クリックしても買い物かごには入らず、Amazonのサイトに行くだけです。

フードドライヤーはこちら(Amazon)

良い商品が見つかると良いですね。

知育トイ

こちらも併せてご覧下さい

採食エンリッチメント、動物福祉5つの自由:おすすめ知育トイ特集

最後に

今回協力してくれたのは9か月のわが子です。匂いがプンプンするので、ルンルンで待機しておりますが、出来るのは翌朝ですよぉ~。

これからも、私とこの子が使って良かった商品の案内のページも、作っていこうかなと思っています。

ボクも張り切って協力しまぁ~す♡ イェーイ!

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