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ペットヒーターの選び方

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朝夕、急に冷え込む季節になって来ましたね。寒さ対策はしていますか?

飼い主さん自身は、お洋服を重ね着していたりお布団に潜ったりして寒さを無意識にしのいでいますが、動物たちは、なかなかその調節が難しいです。

さらに老齢動物は体温調整が出来なくなって来るので、いつも毎年大丈夫だったからと言う判断では無くて、高齢期になればなるほど気をつけてあげましょう。自力で温める力が弱くなっている高齢の子こそ、布団や毛布だけで無く、ヒーターを使って温める必要があります。

急な寒さなどに対応できず、下痢、嘔吐、食欲不振、お腹がゴロゴロ言うなど胃腸のトラブルを訴える子たちが、この時期はとても増えます。防寒対策に意識を向けてみましょう!

大きさは

大きさは 私の経験上個人的な考えですが、丸まってのることが出来るサイズより、動物たちが体を伸ばしてゆったり寝られるくらいのサイズが良いかなと思います。可能であれば少し大きめをチョイスしてあげると良いかなと思います。

動物たちは全身をのせなくても、お尻だけだったり上手く調整します。なので、自由に彼らに選択してもらうためにも、大は小を兼ねると思っています。

素材は

暖房面

プラスチックやビニールなどの防水タイプが、良いと思います。もし、体調が悪くて下痢をしたりおしっこをお漏らしても、洗えるタイプだと、すぐに洗ったり拭き取ったり、気楽に管理出来ます。

また、カバーが交換出来るタイプは、より良いでしょうね。

防水タイプのヒーターに、ご自身で新たに替えカバーを作ったり、私の場合は、ヒーターにカバーは使わず、その上にペット用ベッドやクッションをのせ使っていました。

また、サークルやクレートの側面に当てて温める方法など、工夫するといろんなバリエーションがあります。

コード

コードは、強化されたタイプを選びましょう。

もしも噛んだ場合、コードが露出されてしまっては危険です。感電してヤケドをしたり、火事になったり、事故につながることがあります。ご注意下さい。

そのため初めて使う時は、いきなり全く一人にしてしまう時では無く、人が居る時間帯にお試しで使ってみて、気になって噛み切ったりしないか観察しておいた方が良いです。( それでも 普段いろんな物を噛む子は、人が居ない時に噛み切ることもあるので、注意が必要です)

置くスペースは

もしペットが熱いなと感じたら、移動して逃げられるようにしておいてあげて下さい。

お部屋の中で自由であれば問題ないのですが、サークルなどに入れてお出かけされる際は、ヒーターとトイレ以外の場所が有って、熱い時にクールダウン出来る場所を必ず作りましょう

熱くなりすぎて、体調を崩してしまいます。

温度は

ヒーターの上に被せる毛布の量やその子その子によって、好みの温度は異なります。また、部屋の温度によっても異なってくることでしょう。

ヒーターに載らない時は、温度が高すぎる可能性や、素材が好みで無いと感じる場合、くつろげない場所にヒーターが置いてある、そもそも寒いと感じていないなど様々な理由がありますので、動物の様子を観察しながら好みの状態に調節してあげて下さいね。

電気代

比較的ペットヒーターは、電気代がかからず、1日に何十円程度で使える物が多いです。

しかし、近年いろんなタイプが出ており、サイズや温度調整の有無などによっても消費電力が異なります。購入前には、だいたいの電気代も調べて目安にしましょう。

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まとめ

いかがでしたか?

飼い主が、まだ暖房を入れるほどでは無いなと感じるくらいの場合、うっかりしてしまうことがあります。

体調を崩してしまっては動物がかわいそうですし、動物病院に行く時間や費用もかかります。

とにかく予防が一番です。そのために、快適な環境を提供出来るように、いろいろ思いを巡らせてみてあげて下さいね。

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